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日本プロゴルフマッチプレー選手権

第13回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1987年)

2021.04.05
週刊アサヒゴルフ1987年6月2日号より 週刊アサヒゴルフ1987年6月2日号より

歴史に残る高橋勝成、尾崎将司の名勝負

 マッチプレーという試合形式、得手不得手があるようだ。日本プロマッチプレーが始まって12年、青木功が4勝を挙げていた。そのほかにも優勝2回の中嶋常幸、1回の中村通、高橋勝成はじめ、1つ2つは勝つという上位の常連も多かった。  その反対に苦手にしているのが尾崎将司。ここ出場6大会連続で1回戦敗退。まだベスト8以降に進んだことがない。本人も「苦手」と公言している...

第12回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1986年)

2021.03.15
1986年5月19日付報知新聞 1986年5月19日付報知新聞

中嶋が2度目のマッチプレー日本一

 大会前から話題になったのが「マッチの鬼」と言われた青木功。4月のマスターズで右ひじ腱鞘炎を発症し、その後試合には出ずに治療と休養に当てていた。5週間ぶり、国内戦では151日ぶりの復帰戦に、過去4度制して得意としているこの大会を選んだ。  練習ラウンドでは久々のコースの感触に生き生きとした表情で回った。日刊スポーツ紙は「青鬼が戻った」と報じている。「メドが立...

第11回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1985年)

2021.03.02
週刊アサヒゴルフ1985年6月4日号より 週刊アサヒゴルフ1985年6月4日号より

高橋勝成が初の日本タイトル

 マッチプレーならではの戦いから幕を開けた。  水戸GC(6115ヤード、パー72)で行われた大会第1日の1回戦(18ホール)では、尾崎将司、健夫の史上初の兄弟対決が注目を集めた。  勝負はもつれた。1番で健夫がバーディーを決め、2番では将司が1メートルのパーパットを外し、健夫がいきなり2アップする展開で始まった。1つずつ取り合った後、8番で将司が4メートル...

第10回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1984年)

2021.02.15
日刊スポーツ昭和59年5月14日 日刊スポーツ昭和59年5月14日

マッチプレー巧者の中村が初の日本一

 第10回、区切りの大会は波乱の幕開けになった。茨城・水戸GC(6111メートル、パー72)で行われた。杉原輝雄が肋骨不完全骨折で欠場し、出場は31人だった。  第1日の1,2回戦(各18ホール)。1回戦で前年優勝の中嶋常幸(当時中島)は、ベテランの井上幸一と対戦。10、11番の連続バーディーで逆転して1アップした中嶋だったが、18番で追いつかれてエキストラ...
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