第31回日本プロゴルフ選手権(1963年) 2016.02.01 1963年5月24日付スポーツニッポン 次世代の旗手・橘田規が大会初制覇 アニメ「鉄腕アトム」の放送が始まり、梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」がレコード大賞受賞。国民的ヒーローだった力道山がこの世を去り、アメリカではケネディ大統領が凶弾に倒れた。終戦から18年たった1963(昭和38)年はそんな年だった。 ゴルフ界では戦後のプロトーナメントを牽引してきた中村寅吉や林由郎、小野光一、小針春芳らはすでに40歳を超えていた。それでも... 詳しく見る
第40回日本プロゴルフ選手権(1972年) 2016.01.04 1972年10月23日付報知新聞 「夜逃げ」でゴルフ界入りした苦労人、金井が初優勝 尾崎将司の2連覇へ期待が集まる中、勝ったのは当時珍しかったサラリーマンからの転身プロ、金井清一だった。 会場は、千葉・紫CCすみれコース(7070ヤード、パー72)。尾崎にとっては、プロ入り後初の月例会にデビューしたコースでもあった。距離のあるパー4が多く、尾崎は「通算8アンダーが優勝ライン」と予想していた。 初日、首位に立ったのはベテランの松田司郎。... 詳しく見る
第10回日本プロゴルフ選手権(1935年) 2015.12.07 1935年10月27日付東京日日新聞 圧勝に次ぐ圧勝で頂点に立った20歳の若武者 わずか6人で始まった日本プロは第10回の節目となった1935(昭和10)年には出場者が50人にまで増えていた。我が国にプロゴルファーという職業が確実に根付いてきたことを示す数字である。 会場は神奈川県の相模CC(パー73)。大会初日の10月23日は36ホールのストーロクプレーによる予選が行われ、上位16人が翌日からのマッチプレーに駒を進めた。 トップ通... 詳しく見る
第62回日本プロゴルフ選手権(1994年) 2015.11.02 1994年5月16日付スポーツニッポン 無名合田が涙の初V、バンカーからパターで脱出 この年、記憶に残るプレーが生まれた。 舞台は岐阜・レイクグリーンGC(7138ヤード、パー71)。最終日最終ホール、バンカーからパターで脱出した合田洋のプレーは、いまもゴルフファンの記憶に焼きついている。 初日、首位に立ったのは合田。5アンダー66をマークして「アイアンショットの距離、方向ともとてもよかった」と、報知新聞は伝えている。ツアー未勝利、無名... 詳しく見る