第32回日本プロゴルフ選手権(1964年) 2016.05.09 1963、64年と2連覇した橘田規(日本プロゴルフ協会50年史より) 橘田規が大会史上5人目の連覇を達成 1964(昭和39)年日本プロの舞台は大阪府の北東部、京都府との境に位置する枚方CC(7050ヤード、パー72)だった。井上誠一の設計で1959年に開場。大きなトーナメントの会場となるのは初めてのことだった。 強い西風が吹いた初日、参加した112選手の中でアンダーパーをマークできたのは1アンダーの71で回った首位タイの3人だけだった。その中の1人は49歳... 詳しく見る
第63回日本プロゴルフ選手権(1995年) 2016.05.02 1995年5月15日付スポーツニッポン 佐々木久行が5打差大逆転で初優勝 日本プロが初めて青森県で開催された。5月11~14日、青森・夏泊GL(7058ヤード、パー72)で行われた。 第1日、話題をさらったのは54歳の金井清一だった。93、94年のシニアツアー賞金王が、5アンダー67で回って2位でホールアウト。ツアー初優勝が72年のこの大会、2勝目も76年のこの大会。19年ぶりの優勝となれば最年長、最長間隔にもなる。インスター... 詳しく見る
第6回日本プロゴルフ選手権(1931年) 2016.04.04 優勝した浅見緑蔵(右)と2位の陳清水(日本プロゴルフ協会30年史より) 大会初のマッチプレーを制した浅見緑蔵 大会創設を主導し、第2回大会から主催を務めていた大阪毎日新聞(第1回大会は茨木、舞子、甲南、鳴尾の4クラブが主催、大阪毎日新聞が後援)に代わって1931(昭和6)年から日本ゴルフ協会(JGA)が主催となった。JGA主催はこの後しばらく続き、1957年に組織された日本プロゴルフ協会(PGA)が引き継いだ。 JGAが大会を主催することになった経緯を日本プロゴ... 詳しく見る
第53回日本プロゴルフ選手権(1985年) 2016.03.04 1985年8月12日付日刊スポーツ 尾崎健夫がプレーオフ制し、31年ぶり兄弟制覇 尾崎健夫が、金井清一とのプレーオフを制して、公式戦初勝利を飾った。尾崎3兄弟の次男。兄・将司はすでに2勝しており、兄弟の「プロ日本一」は石井哲雄、茂兄弟以来31年ぶりの快挙だった。 行われたのは真夏の8月8~11日、舞台は茨城・セントラルGC東コース(6640メートル、パー73)だった。第1日、首位に立った野口茂に、周囲はびっくりした。海老原清治が腰痛の... 詳しく見る