日本プロゴルフ殿堂

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日本プロゴルフ選手権

第28回日本プロゴルフ選手権(1960年)

2016.08.01
優勝カップを持つ棚網良平(日本プロゴルフ協会50年史より) 優勝カップを持つ棚網良平(日本プロゴルフ協会50年史より)

最後のマッチプレー王者は伏兵・棚網

 1960(昭和35)年の日本プロは鹿島灘に面した大洗GC(茨城県、7200ヤード、パー72)で行われた。この国内有数の難コースで日本と名のつく大試合が開催されるのは初めてのことだった。  大会初日は5月23日の月曜日。快晴弱風の好コンディションに恵まれる中、93選手が翌日からのマッチプレーに進める16枠をかけて36ホールのストロークプレーを行った。トップで...

第64回日本プロゴルフ選手権(1996年)

2016.07.04
1996年5月13日付日刊スポーツ 1996年5月13日付日刊スポーツ

若手の壁に。尾崎将司が49歳4カ月の最年長優勝

 尾崎将司が最年長優勝記録を更新した。  岡山・山陽GC(7236ヤード、パー72)で行われた。第1日、首位に立ったのは尾崎将とT・ハミルトン。練習日に「15アンダーで優勝」を宣言していた尾崎将は4バーディー、ボギーなしの68をマークした。「セカンドの距離感が今イチ。お粗末なパッティングもあった」としながらも「誰にも破られないコースレコードをつくりたい。それ...

第27回日本プロゴルフ選手権(1959年)

2016.06.27
決勝を戦い終えて握手する中村(左)と小野(日本プロゴルフ協会30年史より) 決勝を戦い終えて握手する中村(左)と小野(日本プロゴルフ協会30年史より)

“夢の対決”を制し、寅さんが3連覇達成

 日本プロは1959(昭和34)年、2年前に結成された日本プロゴルフ協会が主催を日本ゴルフ協会から引き継いだ。“プロによるプロ日本一を決める大会”がようやく実現したのだ。この年の会場は大阪府の茨木CC(6764ヤード、パー72)。第1回、第2回大会(1926、27年)が行われた歴史的なコースに32年ぶりに日本プロが戻ってきた。  注目は中村寅吉の3連覇成るか...

第48回日本プロゴルフ選手権(1980年)

2016.06.20
1980年10月6日付報知新聞 1980年10月6日付報知新聞

山本善隆が初日本一で通算10勝の区切り

 1プロ10年目、「関西四天王」と呼ばれた山本善隆が、通算10勝目をうれしいプロ日本一で飾った。  大会の時期は珍しく秋、10月2日から4日間、群馬のノーザンCC赤城G(6353メートル、パー71)で行われた。赤城山の裾野に広がるコースで、全体的に傾斜し、グリーンもベントで起伏がある難グリーンと呼ばれ、ビッグスコアは出にくいという予想だった。  第1日に首位...
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