第43回日本プロゴルフ選手権(1975年) 2017.06.05 1975年10月20日付日刊スポーツ プレーオフ制した村上、年間日本タイトル3冠目 村上隆が日本プロ初優勝を飾るとともに、日本タイトル3冠目を獲得、日本シリーズも制して、その後も誰もなしえていない「日本タイトル年間4冠」の偉業を達成した、ゴルフ史に残る年になった。 村上の3冠目の舞台は、岡山・倉敷カントリークラブ(6854ヤード、パー72)で10月16日から4日間行われた。第1日、首位には5アンダーで2人が並んだ。山本善隆は「ドライバー... 詳しく見る
第30回日本プロゴルフ選手権(1962年) 2017.05.15 1962年5月25日付日刊スポーツ 46歳の寅さんが「技術と精神の結合」で4勝目 1962(昭和37)年に30回の節目を迎えた日本プロ。この年の会場は三重県の四日市CC(7255ヤード、パー72)だった。 初日、まだ5月だというのに夏を思わせるような暑さの中、126選手がスタートしていった。首位に立ったのはコースレコードの69を叩き出した磯村行雄。前年優勝の林由郎ら4人が1打差で追う形になった。 小雨の2日目、2打差6位にいた中村寅... 詳しく見る
第29回日本プロゴルフ選手権(1961年) 2017.05.01 1961年5月19日付日刊スポーツ ストロークプレー復活元年に林由郎が大会4勝目日本プロは第1回大会から第5回大会までストロークプレーで行われた後、第6回大会からは主にマッチプレーで争われていた(戦後復興第1回の1949年はマッチプレー)。現在のように72ホールストロークプレーが定着したのは1961(昭和36)年から。その理由を日刊スポーツ紙は「最終日まで観客を引き寄せるには、日を追うごとに出場者の減るマッチプレーは適当ではない。しかも... 詳しく見る
第11回日本プロゴルフ選手権(1936年) 2017.04.17 1936年9月18日付、東京日日新聞 宮本留吉が貫録の大会4勝目 第1回大会以来、関西か関東で行われていた日本プロが初めて他の地域で開催されたのが1936(昭和11)年のことだった。会場は中部地区で最も歴史のある愛知県の名古屋GC和合コース(6510ヤード、パー70)。開場は1929年。大谷光明が設計を手掛けている。 9月14日、48人の選手が36ホールストロークプレーの予選に挑んだ。ゴルフ誌のゴルフドムは「干ばつのた... 詳しく見る