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日本女子プロゴルフ選手権

第28回日本女子プロゴルフ選手権(1995年)

2017.10.16
優勝カップを持つ高村亜紀(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 優勝カップを持つ高村亜紀(写真提供:日本女子プロゴルフ協会)

同期対決を制して高村亜紀が公式戦初優勝

 プロゴルファーは基本的に同じプロテストで合格した者が“同期”という扱いになる。日本女子プロゴルフ協会の場合、今年(2017年)のプロテストに合格した勝みなみらは89期生となる。50年の歴史で89期という理由は、かつて年2回プロテストが行われていたことなどにある。  高村亜紀と福嶋晃子は高村が1学年上であるがプロ同期である。ジュニア時代から度々優勝争いを演じ...

第3回日本女子プロゴルフ選手権(1970年)

2017.09.28
1970年日本女子プロ報知新聞社発行「ゴルフ」1970年10月号 1970年日本女子プロ報知新聞社発行「ゴルフ」1970年10月号

米国流ファッションで登場した樋口が大会3連覇

 1970(昭和45)年4月、樋口久子と佐々木マサ子は米国に向かった。目的は米女子ツアーに参戦するため。自分たちのゴルフが“本場”でどれだけ通用するのか、期待と不安が入り交じった渡航だった。  目にするもの、経験することが何もかも新鮮だった。中でも樋口の興味を引いたのが選手たちのファッションだった。ウェアはみなカラフル。中にはノースリーブやミニスカートをまと...

第47回日本女子プロゴルフ選手権(2014年)

2017.08.21
優勝カップを掲げる鈴木愛(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 優勝カップを掲げる鈴木愛(写真提供:日本女子プロゴルフ協会)

藍の記録を愛が超えた。20歳の鈴木愛が大会最年少V

 記録は常に塗り替えられる。宮里藍が打ち立てていた21歳83日の大会最年少優勝記録をプロになって1年余りの20歳の選手が更新した。2014(平成26)年の日本女子プロは大会史に残る一戦となった。  会場は兵庫県の美奈木GC(6645ヤード、パー72)。前年のプロテスト会場でもある。このプロテストを2位で合格した成田美寿々は日本女子プロを迎えた時点で早くも2勝...

第38回日本女子プロゴルフ選手権(2005年)

2017.07.18
優勝カップを掲げる不動裕理(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 優勝カップを掲げる不動裕理(写真提供:日本女子プロゴルフ協会)

宮里藍を阻む壁となった絶対的女王

 先日、今季(2017年)限りでの現役引退を発表した宮里藍が国内ツアーにシーズン通して参戦したのは2004、05(平成16、17年)の2年間だけだった。プロ転向したのは2003年秋。そして2006年からは米女子ツアーを主戦場としたからだ。  わずか2年だが、この間だけで11勝。まばゆいばかりの存在感で女子ツアーに新時代をもたらした。  ただし、これだけ活躍し...
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