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日本オープンゴルフ選手権

第60回日本オープンゴルフ選手権(1995年)

2024.06.24
優勝カップを掲げる伊澤利光(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる伊澤利光(JGAホームページより転載)

伊澤利光がプロ初優勝を完全Vで飾る

 霞ケ関CCで4度目の開催となったが、東C(6995ヤード、パー71)では戦前の1933年以来62年ぶり2度目と、60回目の区切りの大会にふさわしい舞台になった。  第1日、伊澤利光(当時登録名伊沢)が4アンダー67をマークして首位に立った。1打差2位につけたのがコースと縁がある湯原信光。日刊スポーツ紙によると「ティーショットがよかった」と、ラフに入れたのは...

第59回日本オープンゴルフ選手権(1994年)

2024.06.10
優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページより転載)

記録的圧勝で尾崎将司が大会5勝目

 まだ選手層が薄かったトーナメントの黎明期、強い選手が波に乗るととんでもない独走劇を演じることがあった。第1回の日本オープン(1927年=昭和2)ではアマチュアの赤星六郎がプロを子ども扱いする10打差の圧勝。1930(昭和5)年には日本プロで村木章が、日本オープンでは宮本留吉がそれぞれ19打差という異次元のプレーでタイトルを手にしている。  戦後もトーナメン...

第58回日本オープンゴルフ選手権(1993年)

2024.05.27
優勝カップを掲げる奥田靖己(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる奥田靖己(JGAホームページより転載)

奥田靖己がAON優勝独占を8年連続で阻止

 滋賀・琵琶湖CC(6879ヤード、パー71)で行われた大会は、周囲を驚かせる幕開けになった。  第1日、首位に立ったのは、50歳を迎えてシニア入りした安田春雄。1番でいきなりチップインバーディーを奪うなど、5アンダー66をマーク。「いいスコアが出せて幸せ者だ」(日刊スポーツ紙より)と話した。1970年代に「和製ビッグ3」の一角として活躍。日本オープンに初め...

第57回日本オープンゴルフ選手権(1992年)

2024.05.13
優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページから転載) 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページから転載)

5打差快勝で尾崎将司が3年ぶり4度目の大会制覇

 日本オープン史上初の3連覇がかかる中嶋(当時の表記は中島)常幸は緊張であまり眠れないまま1992(平成3)年大会初日を迎えていた。百戦錬磨の中嶋にとっても、それくらい3連覇の重圧は大きかったのだ。  会場は茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部(7012ヤード、パー72)。1番でティーショットを左の林に曲げていきなりボギーとした中嶋は後半盛り返すがパープレーに戻す...
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