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日本オープンゴルフ選手権

第57回日本オープンゴルフ選手権(1992年)

2024.05.13
優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページから転載) 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページから転載)

5打差快勝で尾崎将司が3年ぶり4度目の大会制覇

 日本オープン史上初の3連覇がかかる中嶋(当時の表記は中島)常幸は緊張であまり眠れないまま1992(平成3)年大会初日を迎えていた。百戦錬磨の中嶋にとっても、それくらい3連覇の重圧は大きかったのだ。  会場は茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部(7012ヤード、パー72)。1番でティーショットを左の林に曲げていきなりボギーとした中嶋は後半盛り返すがパープレーに戻す...

第56回日本オープンゴルフ選手権(1991年)

2024.04.30
1991年日本オープンで優勝カップを掲げる中嶋常幸(JGAホームページより転載) 1991年日本オープンで優勝カップを掲げる中嶋常幸(JGAホームページより転載)

中嶋常幸が須貝昇とのプレーオフ制し、大会連覇で4度目V

 会場の下関GC(6971ヤード、パー72)は、シーサイドのコース特有の風が選手たちを苦しめた。  第1日、強風が吹いたこともあって、119人出場でアンダーパーはわずか8人。その中で日大2年生のアマチュア、米倉和良が2イーグルを奪って2アンダー70で回り、海老原清治、室田淳とともに首位に立った。  「すごくいい気持ちです」と振り返った1つ目のイーグルは6番で...

第55回日本オープンゴルフ選手権(1990年)

2024.04.15
優勝カップを掲げる中嶋常幸(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる中嶋常幸(JGAホームページより転載)

ジャンボを逆転して中嶋常幸が4年ぶり3度目の優勝

 1990(平成2)年の日本オープンは55回目にして初めて北海道が舞台となった。会場は小樽カントリー倶楽部新コース(7119ヤード、パー72)。安田幸吉設計のコースである。  大会史上初の3連覇を目指す尾崎将司はここまで国内10戦4勝と強烈な存在感を放っていた。尿管結石の影響で欠場があり3週間ぶりの実戦だったが17番まで4バーディー、ボギーなしと見事なプレー...

第54回日本オープンゴルフ選手権(1989年)

2024.03.25
優勝カップを掲げる尾崎将(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる尾崎将(JGAホームページより転載)

尾崎将司が日本タイトル年間3冠目を達成

 大きな記録がかかった大会は、愛知・名古屋GC和合C(6473ヤード、パー70)で開催された。この年、尾崎将司が快進撃していた。日本プロマッチプレー、日本プロを制し、この大会で日本タイトル3冠なるかが、注目の的だった。  第1日、尾崎将はインスタートの10番で右の林に入れ、4オンのダブルボギーをたたいた。「あれは厄払い」(日刊スポーツ紙)とホールアウト後は冗...
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