第40回日本オープンゴルフ選手権(1975年) 2023.08.29 週刊アサヒゴルフ1975年10月16日号 村上隆が初優勝、年間日本タイトル4冠に突き進む この年、プロゴルフの歴史に大きな足跡が刻まれた。村上隆の「年間日本タイトル4冠」だ。 1975年の日本タイトルの日程は、5月に新設の日本プロマッチプレー、9月25~28日に日本オープン、10月の日本プロ、11月の日本シリーズとなっている。 当時は日本プロ、日本オープンと関東・関西オープンなど各地区オープン、関東・関西プロが「公式戦」と呼ばれており、「グ... 詳しく見る
第39回日本オープンゴルフ選手権(1974年) 2023.08.14 公式戦4冠を達成した尾崎将司(アサヒゴルフより) 薄氷の逃げ切りで尾崎将司が公式戦4冠を達成 1971(昭和46)年の日本プロで初勝利を挙げて以来、尾崎将司の存在感は急速に膨らんでいった。1971年5勝、翌年は10勝(海外1勝含む)、次の1973(昭和48)年には5勝で、初め正式採用された賞金ランキングで1位に輝いた。 当時、公式戦と位置付けられていた日本オープン、日本プロ、関東オープン、関東プロ(関西の選手は関西オープンと関西プロ)のうち3つを... 詳しく見る
第38回日本オープンゴルフ選手権(1973年) 2023.07.24 1973年10月12日付報知新聞 ベン・アルダが青木を逆転して初優勝、2年連続海外勢の手に 9月27日から4日間、大阪・茨木CC西コース(7075ヤード、パー72)で行われた。青木功、尾崎将司の「AO」が優勝候補、これに対して杉原輝雄を筆頭として宮本康弘、中村通らのちの関西若手四天王ら「茨木一門」が注目された。 第1日、距離の長いコースに選手たちは苦しむ。「セカンドがロングアイアンのホールがほとんどだから本当にゴルフをやった気がする」と言ったの... 詳しく見る
第37回日本オープンゴルフ選手権(1972年) 2023.07.10 パットを決める韓長相(ゴルフマンスリー1972年12月号より) 混戦を制して韓長相が31年ぶりの韓国選手V 1972(昭和47)年、茨城県の大利根CC東C(7024ヤード、パー72)で開催された日本オープンではいくつかの変革があった。ひとつは観客の入場を有料化したこと。料金は大会初日と2日目が1000円、3日目は1500円、最終日は2000円、4日間通し券は4000円と報じられている。 ふたつ目はテレビ中継が実施されたこと。大会3日目と最終日の模様がNHKで中... 詳しく見る