フィリピン出身。日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた。フィリピンと日本の２つの国籍を持っていた。父の影響で8歳からゴルフを始め、14歳の時にフィリピン女子ツアー16年イーグル・リッジレディースではプロを押しのけて優勝を飾った。世界ジュニアでは16年15－17歳の部で畑岡奈紗、17年15－18歳の部で大林奈央に競り負けて２位。18年アジア大会ゴルフ競技の女子個人で金メダルを獲得。18、19年フィリピン女子オープンを連覇した。19年初開催のオーガスタ女子アマで3位になっている。同年、日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格。20年NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでツアー初優勝、ニトリレディスも制した。尾崎将司の指導を受け、持ち前の飛距離に磨きをかけてきた。21年全米女子オープンでは、最終ラウンド1打差2位から3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの73で回り、通算4アンダーで畑岡奈紗とのプレーオフとなった。3ホール目にバーディーで制して優勝。同大会史上最年少の19歳351日での優勝はフィリピン選手初のメジャー制覇、国籍を持つ日本選手としては３人目となった。同年東京オリンピックではフィリピン代表として9位。オリンピック後、日本国籍を選択した。