井上 清次
1915(大正4)年9月16日~
1992(平成4)年5月9日
- 永久シード選手を育てた日本プロチャンピオン
神奈川県出身。子供のころに生家近くの程ヶ谷カントリー倶楽部でキャディーをしてゴルフの道に入る。キャディー仲間には同い年の中村寅吉がいた。1935年にプロとなり、相模カンツリー倶楽部所属時代の1938年に日本プロで決勝に進むが戸田藤一郎に敗れた。1942年の関東プロで初優勝。戦後は1951年にホームコースの相模CCで開催された関東プロ決勝で中村寅吉を破って優勝。翌1952年にはまたもや相模CC開催の日本プロで勝ち進み、決勝で陳清水を下して大きなタイトルを手にした。その後、岐阜カンツリー倶楽部に移籍。1964年に開場した岐阜関カントリー倶楽部には造成時から関わり、終生を過ごすことになった。岐阜関CCでは長男の幸一(1984年東北クラシックなどツアー競技2勝)や永久シード選手の森口祐子(2018年度日本プロゴルフ殿堂入り)ら多くのプロを育てた。
主な戦績
- 日本プロ1勝
- 1952年
- 関東プロ2勝
- 1942、51年
- 関西プロシニア1勝
- 1969年
- 関西プロゴールドシニア1勝
- 1990年