石井 朝夫
1923(大正12)年6月9日~
2022(令和4)年1月24日
- マスターズ3年連続出場の理論派プロ
出身は静岡県の富戸。30歳の時、読売プロで初優勝を飾るが実力が開花したのは40歳になってから。1963年に関東オープンと第1回の日本シリーズで優勝し、同年から2年連続でカナダカップ日本代表に選出された。海外でも活躍。アジアサーキットでは1964年のキャピトルヒルズオープンで同サーキット日本人選手初優勝を飾るなど通算4勝。マスターズには1964年から3年連続で招待された。シニア入りしてからも数々とタイトルを獲得。日本プロシニア(50歳以上)、日本プログランドシニア(60歳以上)、日本プロゴールドシニア(68歳以上)とすべてのカテゴリーで日本一に輝いている。
主な戦績
- 日本シリーズ1勝
- 1963年
- 関東オープン2勝
- 1963、65年
- 読売プロ1勝
- 1953年
- 中日クラウンズ1勝
- 1961年
- ゴールデンマッチ2勝
- 1967、68年
- 西日本サーキット長崎1勝
- 1969年
- 長野県オープン1勝
- 1971年
海外(アジアサーキット)4勝
- キャピトルヒルズオープン1勝
- 1964年
- マレーシアオープン2勝
- 1964、65年
- タイオープン1勝
- 1967年
シニアでの主な戦績
- 日本プロシニア1勝
- 1977年
- 関東プロシニア4勝
- 1973、78、79、80年
- 日本プログランドシニア3勝
- 1984、85、86年
- 関東プログランドシニア4勝
- 1985、86、88、89年
- 日本プロゴールドシニア2勝
- 1991、97年
- 関東プロゴールドシニア3勝
- 1991、92、94年
- ヤナセカップ2勝
- 1986、87年
- 鳳凰カップスーパーシニア1勝
- 1990年
- 日本プロゴールドシニアトーナメント1勝
- 1991年
主な受賞歴
- 日本プロスポーツ功労賞
- 1984年
- 日本プロスポーツ功労者
文部大臣顕彰 - 1997年
第1回-戦時下の空襲で命拾い、川奈でプロ修行
第2回-戦後川奈再開でプロ認定、初試合で手が震えた
第3回-53年読売プロで初V、悲しみ乗り越え61年中日クラウンズV
第4回-スタミナ不足解消に増量作戦、年俸200万円で府中CC契約プロに
第5回-カナダ杯トンボ帰りの日本シリーズ初日8打差から逆転V
第6回-パーマー、二クラウスをオーバードライブした訳は?
第7回-病床でも考え続けるグリップ、スイング
第8回-手で味わう。そうすれば必ずできる。お袋の言葉です