福井 覚治
1892(明治25)年10月9日~
1930(昭和5)年4月13日
- 歴史の扉を開いた日本初のプロゴルファー
プロ兼キャディマスター
福井覚治のスウィング
1904年、現在の兵庫県神戸市に日本で2番目のゴルフ場、横屋ゴルフ・アソシエーションが開場した。福井の生家はコースに隣接しており、クラブハウス代わりに利用されていた。その縁から横屋GAの創設者である英国人のウィリアム・ジョン・ロビンソンの専属キャディーとなり、同時に同氏からゴルフを学んで腕を上げていった。
1920年、舞子GC(兵庫県)が設立された時、福井はキャディーマスター兼プロとして採用された。これが我が国におけるプロゴルファー第1号の誕生である。福井はプロのパイオニアとして後進の指導に尽力した功績も大きい。宮本留吉らは福井の弟子にあたる。 康雄、正一のふたりの息子もプロゴルファー。康雄は倉本昌弘の師匠としても知られている。また、福井は宝塚GC(兵庫県)の設計も手掛けている。
主な戦績
- 関西オープン1勝
- 1926年