第39回日本プロゴルフ選手権(1971年) 2014.11.03 昭和46年9月20日付のスポーツニッポン ジャンボが時代の幕を開いた 「ジャンボ」尾崎将司が、プロ2年目で鮮やかな初優勝を飾り、時代の幕を開いた。 大会は、開場間もない宮崎・フェニックスCCで行われた。当時としては距離の長い7105㍎、パー72。初日首位に立ったのは、「ビッグスギ」の愛称で親しまれた杉本英世だった。10㍍を超える強風が吹き荒れる中、ドライバーが好調で、4番で1㍍のバーディーを決め、5、7、8番でもバーディー... 詳しく見る
第24回日本女子プロゴルフ選手権(1991年) 2014.10.20 優勝カップを掲げる大迫たつ子(日本女子プロゴルフ協会提供) 名手・大迫が最後に放ったまばゆい輝き 兵庫県の旭国際東條CC(6509ヤード、パー72)で開催された1991(平成3)年の日本女子プロは2年連続4度目の優勝を目指す岡本綾子が大本命だった。87年に米女子ツアー賞金女王となり、「世界のアヤコ」の名を確固たるものにしていた岡本はこの年、米国では未勝利に終わったが安定して上位に入り、賞金ランキングは7位。国内ではここまで5試合の出場で2勝を挙げ、四十... 詳しく見る
第5回日本プロゴルフ選手権(1930年) 2014.10.06 1930年10月20日付大阪毎日新聞 今なお残る大記録、村木章が19打差の歴史的勝利 日本にプロのトーナメントが誕生して5年が経ち、選手の勢力図が徐々に明確になっていた。一歩抜きん出ていたのが宮本留吉だ。日本プロでは1926(大正15)年の第1回大会、29(昭和4)年の第4回大会で優勝し、第2回、第3回大会は2位。日本オープンと関西オープンでも勝ち星を挙げていた。浅見緑蔵は28年に日本プロ、日本オープンの両大会を制して存在感を示し、安田幸吉... 詳しく見る
第11回日本女子プロゴルフ選手権(1978年) 2014.09.15 7月17日付サンケイスポーツ 樋口一強から群雄割拠の時代へ 女子プロゴルファー日本一を決める日本女子プロは10回大会を終えた時点で樋口久子が9勝と驚異的な勝率を誇っていた。連勝こそ75年に「7」で止まったが、76、77年と再び傑出した強さでタイトルをつかみとっていた。 78年の日本女子プロも優勝候補の大本命は樋口だった。会場は大阪のPLカントリークラブ(5742m、パー74)。樋口は初日こそパープレーの74で10... 詳しく見る