日本プロゴルフ殿堂

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第4回日本プロゴルフ選手権(1929年)

2015.10.05
六実リンクスの風景。右端のパッティングしている選手が宮本留吉(ゴルフドムより) 六実リンクスの風景。右端のパッティングしている選手が宮本留吉(ゴルフドムより)

大会初のパープレーで決めた大差V

 第1回大会から36ホールストロークプレーで行われていた日本プロは1929(昭和4)年の第4回大会から72ホールストロークプレー(2日間競技)へと競技方法を変更した。会場は千葉県の六実リンクス。初の関東開催となった。  六実リンクスは戦時中に閉鎖され、現存しない。東京都内にあった武蔵野CCが会員増加などによって手狭になったために千葉県松戸市に移転してつくった...

第15回日本女子プロゴルフ選手権(1982年)

2015.09.21
1982年9月27日付スポーツニッポン 1982年9月27日付スポーツニッポン

女王同士の火花散る争い、凱歌は岡本に

 1982(昭和57)年2月、岡本綾子がアリゾナ・コパークラシックで米女子ツアー初優勝を飾った。樋口久子以来2人目の快挙に日本のゴルフ界は沸いた。  前年、8勝を挙げて初めての賞金女王となった岡本はこの年、開幕戦から米女子ツアーでプレーしていた。4月に帰国すると、“凱旋試合”となった東鳩レディスでいきなり優勝。世界を制した実力を存分に見せつけた。  岡本は7...

第42回日本プロゴルフ選手権(1974年)

2015.09.07
1974年8月19日付スポーツニッポン 1974年8月19日付スポーツニッポン

尾崎が青木の年間グランドスラムを阻止する完全優勝

 「AO対決」が鮮明になった大会になった。前年覇者の青木功はこの年、関東オープン、関東プロを制し、これに勝てば1年で公式戦4つを取る「年間グランドスラム」(当時)に王手をかける戦いだった。これを阻止したのが、尾崎将司だった。  賞金総額1350万円、優勝賞金200万円、宮城・表蔵王国際GC(6832ヤード、パー72)で行われた第1日。トップに立ったのが尾崎だ...

第10回日本女子プロゴルフ選手権(1977年)

2015.08.17
1977年7月25日付スポーツニッポン 1977年7月25日付スポーツニッポン

女王の矜持がもたらした日米制覇

 1977年(昭和52)年7月7日、羽田空港には大勢の報道陣が待ち構えていた。6月に全米女子プロ選手権を制して世界の女王となったばかりの樋口久子の帰国を取材するためだ。当時の新聞各紙によるとその数100人超。都内のホテルで記者会見がセッティングされていたにもかかわらず、日本の地を踏んだ直後の樋口の様子を取材するためにこれほどの数の報道陣が集結していたのだ。 ...
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