第31回日本女子プロゴルフ選手権(1998年) 2016.01.18 優勝トロフィーを持つ服部道子(左)と樋口久子会長(当時)(提供:日本女子プロゴルフ協会) 「アヤコの罠」に打ち勝った服部道子 世界的な設計家の手による難コースに、世界のアヤコが施した難セッティング。大会史上最も厳しいともいわれる舞台が用意された1998(平成10)年の日本女子プロは壮絶なサバイバル合戦となった。 会場は茨城県の美浦GC(6550ヤード、パー72)。設計は世界各地に名コースをつくってきたロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアだ。そのコースを、公式戦タイトルをかけ... 詳しく見る
第40回日本プロゴルフ選手権(1972年) 2016.01.04 1972年10月23日付報知新聞 「夜逃げ」でゴルフ界入りした苦労人、金井が初優勝 尾崎将司の2連覇へ期待が集まる中、勝ったのは当時珍しかったサラリーマンからの転身プロ、金井清一だった。 会場は、千葉・紫CCすみれコース(7070ヤード、パー72)。尾崎にとっては、プロ入り後初の月例会にデビューしたコースでもあった。距離のあるパー4が多く、尾崎は「通算8アンダーが優勝ライン」と予想していた。 初日、首位に立ったのはベテランの松田司郎。... 詳しく見る
第26回日本女子プロゴルフ選手権(1993年) 2015.12.21 1993年9月13日付日刊スポーツ 152センチの小兵がつかみとった日本一の座 体が小さくても、飛距離が出なくても日本一の座を勝ち取れる。身長152センチ、出場選手中最も身長が低い原田香里が頂点に立ったのは1993(平成5)年のことだった。 この年の会場は鳥取県の旭国際浜村温泉GC(6428ヤード、パー72)。3カ月前に悲願の日本女子オープン初優勝を飾った岡本綾子や初出場の大物ルーキー福嶋晃子らが注目を集める中、初日首位に立ったのは... 詳しく見る
第10回日本プロゴルフ選手権(1935年) 2015.12.07 1935年10月27日付東京日日新聞 圧勝に次ぐ圧勝で頂点に立った20歳の若武者 わずか6人で始まった日本プロは第10回の節目となった1935(昭和10)年には出場者が50人にまで増えていた。我が国にプロゴルファーという職業が確実に根付いてきたことを示す数字である。 会場は神奈川県の相模CC(パー73)。大会初日の10月23日は36ホールのストーロクプレーによる予選が行われ、上位16人が翌日からのマッチプレーに駒を進めた。 トップ通... 詳しく見る