第38回日本女子プロゴルフ選手権(2005年) 2017.07.18 優勝カップを掲げる不動裕理(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 宮里藍を阻む壁となった絶対的女王 先日、今季(2017年)限りでの現役引退を発表した宮里藍が国内ツアーにシーズン通して参戦したのは2004、05(平成16、17年)の2年間だけだった。プロ転向したのは2003年秋。そして2006年からは米女子ツアーを主戦場としたからだ。 わずか2年だが、この間だけで11勝。まばゆいばかりの存在感で女子ツアーに新時代をもたらした。 ただし、これだけ活躍し... 詳しく見る
第20回日本プロゴルフ選手権(1952年) 2017.07.03 優勝カップを掲げる井上清次(写真提供:日本プロゴルフ協会50年史) 冴えたパッティングで井上清次が大会初優勝 第20回の節目となった1952(昭和27)年の日本プロは予選から波乱の展開となった。 この年は62人が参加し、相模CC(神奈川県)で6月5日に開幕した。マッチプレーに進出する16人を決めるための予選は36ホールのストロークプレー。大会4勝のベテラン宮本留吉をはじめ、関東オープン3連覇を飾ったばかりの中村寅吉、前年の日本オープンチャンピオンの小野光一らが早... 詳しく見る
第46回日本女子プロゴルフ選手権(2013年) 2017.06.19 優勝カップを掲げるイボミ 写真提供:日本女子プロゴルフ協会 大会史上初の10代Vを阻んだイボミの粘り 近年の女子ツアーは10代選手の躍進が目覚ましい。先鞭をつけたのは先日、今季(2017年)限りで競技生活から身を引くことを発表した宮里藍。まだ高校3年生だった2003(平成15)年、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンをツアー史上最年少の18歳で制したシーンは記憶に新しい。 その後、2012年に韓国のキムヒョージュが宮里の記録を塗り替える16歳で優勝すると... 詳しく見る
第43回日本プロゴルフ選手権(1975年) 2017.06.05 1975年10月20日付日刊スポーツ プレーオフ制した村上、年間日本タイトル3冠目 村上隆が日本プロ初優勝を飾るとともに、日本タイトル3冠目を獲得、日本シリーズも制して、その後も誰もなしえていない「日本タイトル年間4冠」の偉業を達成した、ゴルフ史に残る年になった。 村上の3冠目の舞台は、岡山・倉敷カントリークラブ(6854ヤード、パー72)で10月16日から4日間行われた。第1日、首位には5アンダーで2人が並んだ。山本善隆は「ドライバー... 詳しく見る