第4回日本女子プロゴルフ選手権(1971年) 2018.07.17 1971年7月26日付スポーツニッポン 再開直後のチャージで樋口が4連覇 1971(昭46)年、日本女子プロは4年目を迎え、規模は徐々に大きくなっていた。参加者は過去最多の46人。第1回大会で15万円だった優勝賞金は50万円にまで増加した。 7月24日の初日、会場の貞宝CC(6575ヤード、パー74=愛知県)は前夜からの雨でティーショットがほとんど転がらない状態。ただでさえ長いコースが一層長く感じられた。 27ホールをプレー... 詳しく見る
第69回日本プロゴルフ選手権(2001年) 2018.07.09 優勝トロフィーを掲げるディーン・ウィルソン(日本プロゴルフ協会50年史より) 日系4世のウィルソンが初出場で優勝の快挙 21世紀最初の日本プロは四半世紀ぶりの九州開催となった。会場は福岡県のザ・クィーンズヒルGC(7002ヤード、パー71)。うねりの大きいグリーンは固く、速く仕上げられ、選手たちの前に立ちはだかった。 初日、アンダーパーをマークしたのは10人だけ。3アンダー、68で回ったディーン・ウィルソン、久保谷健一、東聡、謝錦昇の4人が首位に並んだ。東は前年、初日から... 詳しく見る
第21回日本女子プロゴルフ選手権(1988年) 2018.06.18 優勝トロフィーを掲げる大迫たつ子(写真提供:スポーツニッポン新聞社) 混戦を制し、大迫が「通算50勝」のメモリアルV 1988(昭和63)年は女子ツアーにとってひとつの節目となったシーズンである。それぞれのトーナメントが独自に設定していた出場者数や賞金額などに協会側が明確な基準を設ける、いわゆる「ツアー制度」が施行されたのである。賞金シードも整備され、賞金ランキング40位(現在は50位)以内の選手に翌年の出場権が与えられるようになった。 ツアー元年の日本女子プロは兵庫県... 詳しく見る
第68回日本プロゴルフ選手権(2000年) 2018.06.06 2000年5月15日付日刊スポーツ紙 佐藤信人が難コース攻略、初優勝飾る 足首まで隠れるラフ、狭くてうねるフェアウエー、巧みに配置された池など、公式戦らしい難コースでの戦いを制したのは、プロ8年目の佐藤信人だった。 千葉・カレドニアンGC(6901ヤード、パー71)で開催された大会。第1ラウンドで4アンダー67をマークして首位に立ったのが鈴木亨。「このコースは去年の日本オープン(北海道・小樽GC)より難しい」と少しひるんでいた... 詳しく見る