第4回日本オープンゴルフ選手権(1930年) 2022.02.28 第4回優勝宮本留吉(ゴルフドム11月号) 宮本が初のアンダーパーで史上最大差19打差の大会2連覇 10月25、26日、舞台は2年続けて茨木カンツリー倶楽部で、1日36ホール、2日間合計72ホールで行われた。ゴルフドム誌によると、コースは6300ヤード、パー72だった。 アマ、プロ合わせて28人が参加。アマでは第1回覇者の赤星六郎と兄・四郎兄弟、川崎肇、大谷光明、高畑誠一らがいた。プロでは前年覇者の宮本留吉、同2位の安田幸吉、台湾の陳清水らが出場した。... 詳しく見る
第3回日本オープンゴルフ選手権(1929年) 2022.02.14 ゴルフドム1929年6&7月号(日本ゴルフ協会所蔵) 史上初の“300切り”で宮本留吉が大会初優勝 プロツアーなどトップクラスのゴルフトーナメントは72ホールのストロークプレーで行われるのが一般的だ。今年、2022(令和4)年1月に米ツアーのソニーオープン・イン・ハワイをプレーオフの末に制した松山英樹の72ホールのストローク数は257だった。米ツアーの記録(253ストローク)まであと4ストロークという素晴らしいものであるが、今の時代、トッププロならこれく... 詳しく見る
第2回日本オープンゴルフ選手権(1928年) 2022.01.24 写真はゴルフドム1928年5&6月号(日本ゴルフ協会所蔵) 浅見緑蔵が最年少19歳でプロ初制覇 5月26、27日、東京ゴルフ倶楽部(駒沢コース)で開かれた。JGAHPによるとコースは6160ヤードだった。第1回の覇者、赤星六郎は、ゴルフ場設計の勉強で渡米していたこともあって不参加。赤星四郎、川崎肇らトップアマ7人と、プロは2大会連続の浅見緑蔵、安田幸吉、宮本留吉に加え、越道政吉、石角武夫、福井覚治、大木鏡三の7人、計14人が出場した。 大会は1日3... 詳しく見る
第1回日本オープンゴルフ選手権(1927年) 2022.01.11 ゴルフドム1927年6月号(日本ゴルフ協会所蔵) 初代チャンピオンはアマチュアの赤星六郎 全英オープンや全米オープンなど各国のゴルフ統括団体が主催する大会は「ナショナルオープン」とも称され、数あるトーナメントの中でも格別の重みがある。 現存する世界最古のトーナメントである全英オープンは1860年に創設された。日本は江戸時代末期。桜田門外の変が起こった年でもある。 全米オープンが始まったのは1895(明治28)年。前年設立されたばかりの全米ゴ... 詳しく見る