第18回日本オープンゴルフ選手権(1953年) 2022.09.21 1953年10月8日付読売新聞 小野光一(孫士均)が2年ぶりに制す 大会は10月5~7日、兵庫の宝塚コース(宝塚GC、パー70)で行われた。91人(プロ68人、アマチュア23人)が参加した。 第1日に首位に立ったのは、霞ケ関所属の関新三で、1オーバー71。快晴のコンディションにもかかわらず、アンダーパーが出ていないので、難しいセッティングだったとうかがえる。1打差で孫士均、石井廸夫がつけた。読売新聞では、地元宝塚の古賀春... 詳しく見る
第17回日本オープンゴルフ選手権(1952年) 2022.09.05 1952年10月11日付報知新聞 大会新記録で中村寅吉が11打差の圧勝 終戦から7年が経った1952(昭和27)年、4月にサンフランシスコ講和条約の発効によりGHQ(連合国軍総司令部)が廃止された。これにより、GHQに接収されていたゴルフ場の接収解除が進んでいく。静岡県の川奈ホテルゴルフコースも接収が解除され、一般営業を再開。10月には日本オープンが行われた。 舞台は富士コースである。10月8日の初日は時々雨が降る中で行われ... 詳しく見る
第16回日本オープンゴルフ選手権(1951年) 2022.08.22 ゴルフマンスリー誌1952年1月号 小野光一(孫士均)が初優勝 戦後2回目となった大会は、10月3、4日の両日、兵庫の鳴尾GC猪名川コースで、79人が出場して1日36ホールの計72ホールで行われた。ゴルフマンスリー誌1952年1月号に詳しいので、引用していきたい。 話題になったのが、北海道から参加のアマチュア、米軍兵士で札幌に駐屯してたハリスのプレーで、最後まで優勝争いを演じて、第1回の赤星六郎以来のアマ優勝を日本の... 詳しく見る
第15回日本オープンゴルフ選手権(1950年) 2022.08.08 1950年10月4日付日刊スポーツ 戦後復興大会を林由郎が制する 戦後、日本オープンが再開されたのは終戦から5年を経た1950(昭和25)年のことだ。この前年、解散していた日本ゴルフ協会(JGA)が再建され、日本オープンなど主催競技復活の決議を受けての再開である。大会自体の開催は、実に9年ぶりのことだった。 会場は千葉県の我孫子GCである。戦争で荒廃していたコースを立て直し、18ホールプレー可能となったのが1948(昭... 詳しく見る