日本プロゴルフ殿堂

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日本女子プロゴルフ選手権

第23回日本女子プロゴルフ選手権(1990年)

2017.12.18
優勝スピーチで声を詰まらせた岡本綾子(写真提供:’91日本女子プロゴルフ選手権大会プログラム) 優勝スピーチで声を詰まらせた岡本綾子(写真提供:’91日本女子プロゴルフ選手権大会プログラム)

世界のアヤコが泣いた、8年ぶりの大会制覇

 1990(平成2)年の日本女子プロ初日、栃木県鹿沼市内のホテルから会場の広陵CC(6250ヤード、パー72)に愛車を運転して向かっていた岡本綾子は少々冷や汗をかいていた。道を間違え、通常なら20分程度で到着するところが40分もかかってしまったからだ。時間に余裕を持っていたから事なきを得たが、思わぬ出来事に「こんな日はポカが多くなるから、気を引き締めてゴルフ...

第60回日本プロゴルフ選手権(1992年)

2017.12.04
1992年8月18日付日刊スポーツ 1992年8月18日付日刊スポーツ

選手会長倉本がプレーオフで中嶋下し10年ぶりV

 倉本昌弘が2度目の「日本一」のタイトルを10年ぶりに手にした。  群馬・下秋間CC(7145ヤード、パー72)で行われた。第1日は無名のプロが上位につけた。倉本、山本善隆と過去の優勝経験者と並んで首位に立ったのは、無名の若木進一。18番パー5(532ヤード)でツアーでは初めてのイーグルを記録するなど、4アンダー68をマークした。1打差2位に6人が並んだが、...

第9回日本女子プロゴルフ選手権(1976年)

2017.11.20
マレット型のパターを手にラインを読む樋口(アサヒゴルフ1976年10月号より) マレット型のパターを手にラインを読む樋口(アサヒゴルフ1976年10月号より)

女王・樋口がイップスを乗り越えてつかんだ復活優勝

 イップスという言葉がある。スポーツ選手が、それまで当たり前にできていた動作をうまくできなくなってしまう症状のことを指す。精神的なものが主たる原因だといわれている。  ゴルフではパッティングやアプローチの際に手がうまく動かなくなるという症状が多い。中にはドライバーイップスで苦しんだ選手もいる。イップスが原因で競技生活をあきらめざるを得なることすらある、深刻な...

第26回日本プロゴルフ選手権(1958年)

2017.11.06
1958年10月12日付スポーツニッポン 1958年10月12日付スポーツニッポン

ジンクスを吹き飛ばして中村寅吉が大会連覇

 競技方法がマッチプレーだった時代の日本プロは初日に36ホールストロークプレーの予選を行い、上位16人(1931~33年は上位8人)がマッチプレーに駒を進める形だった。予選のトップ通過者はメダリストと称される。これは、かつてストロークプレーがメダルプレーとも呼ばれていたことに由来する。  マッチプレー開催は計22回あった。太平洋戦争中に唯一開催された1942...
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