第2回日本女子プロゴルフ選手権(1969年) 2016.12.19 1969年7月26日付報知新聞 土壇場の大逆転、底力を見せた樋口が大会連覇 1968(昭和43)年に1、2期生26人で始まった日本女子プロは翌69年には3期生に入会間もない4期生まで加わり、計40人が覇を競った。 会場は前年の天城CC(静岡県)から愛知県の貞宝CC(6575ヤード、パー74)に変更された。貞宝CCではこの年から5年続けて日本女子プロが開催されている。 大会は7月24、25日、木曜日と金曜日に行われた。第1回大会... 詳しく見る
第19回日本プロゴルフ選手権(1951年) 2016.12.06 優勝トロフィーを持つ石井哲雄(ゴルフマンスリー1952年1月号より) 石井哲雄、初優勝を日本プロで飾る 1951(昭和26)年10月8日から4日間、戦後3度目の日本プロが兵庫県の広野GC(パー72)で開催された。参加選手は46人。初日はマッチプレーに進む16人を決める36ホールのストロークプレーによる予選が行われた。 予選で存在感を見せつけたのが36歳、脂の乗ってきた中村寅吉だった。前半の18ホールを75で回って林由郎らと首位に並んだ中村は後半の18ホール... 詳しく見る
第42回日本女子プロゴルフ選手権(2009年) 2016.11.21 優勝カップを掲げる諸見里しのぶ(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 23歳の諸見里が史上最年少のメジャー3冠 2009(平成21)年の女子ツアーは“4強”がハイレベルの賞金女王争いを繰り広げていた。9月、日本女子プロを迎えた時点で賞金ランキング1位の諸見里しのぶがすでに5勝を挙げて1億円を突破。同2位から4位の横峯さくら、全美貞、有村智恵はそれぞれ3勝をマークしていた。特に直近の12試合の優勝者は1試合を除いてこの4人。まさに“4強”の寡占状態だった。 岐阜県の... 詳しく見る
第51回日本プロゴルフ選手権(1983年) 2016.11.07 1983年8月1日付日刊スポーツ 中嶋がAO振り切り、6年ぶりV 「AON時代」と呼ばれた1980年代。その中で、82年に初めての賞金王となり「AO時代」に割って入った中嶋常幸(当時登録名中島常幸)に一番勢いがあった。この年、中嶋はさらに輝きを増し、その地位を固めていく。 梅雨明けしたばかりの新潟・紫雲GC(6407メートル、パー72)で行われた第1日。中嶋はスタートから飛び出す。アウトを6バーディーの30で回り、イン... 詳しく見る