第26回日本女子プロゴルフ選手権(1993年) 2015.12.21 1993年9月13日付日刊スポーツ 152センチの小兵がつかみとった日本一の座 体が小さくても、飛距離が出なくても日本一の座を勝ち取れる。身長152センチ、出場選手中最も身長が低い原田香里が頂点に立ったのは1993(平成5)年のことだった。 この年の会場は鳥取県の旭国際浜村温泉GC(6428ヤード、パー72)。3カ月前に悲願の日本女子オープン初優勝を飾った岡本綾子や初出場の大物ルーキー福嶋晃子らが注目を集める中、初日首位に立ったのは... 詳しく見る
第10回日本プロゴルフ選手権(1935年) 2015.12.07 1935年10月27日付東京日日新聞 圧勝に次ぐ圧勝で頂点に立った20歳の若武者 わずか6人で始まった日本プロは第10回の節目となった1935(昭和10)年には出場者が50人にまで増えていた。我が国にプロゴルファーという職業が確実に根付いてきたことを示す数字である。 会場は神奈川県の相模CC(パー73)。大会初日の10月23日は36ホールのストーロクプレーによる予選が行われ、上位16人が翌日からのマッチプレーに駒を進めた。 トップ通... 詳しく見る
第22回日本女子プロゴルフ選手権(1989年) 2015.11.16 1989年9月11日付スポーツニッポン 仲良しライバル対決を制して手にした15年シード 年号が平成となった1989年の日本女子プロは“15年シード”をかけた2人の激突となった。 当時、日本女子プロと日本女子オープンの2冠を手にした選手には翌年から15年間もの長期シードが与えられる規定があった。“日本2冠”を達成していたのは樋口久子、大迫たつ子、森口祐子、涂阿玉の4人だけ。この偉業に挑んだのが前年の日本女子オープンチャンピオンで30歳の谷福美... 詳しく見る
第62回日本プロゴルフ選手権(1994年) 2015.11.02 1994年5月16日付スポーツニッポン 無名合田が涙の初V、バンカーからパターで脱出 この年、記憶に残るプレーが生まれた。 舞台は岐阜・レイクグリーンGC(7138ヤード、パー71)。最終日最終ホール、バンカーからパターで脱出した合田洋のプレーは、いまもゴルフファンの記憶に焼きついている。 初日、首位に立ったのは合田。5アンダー66をマークして「アイアンショットの距離、方向ともとてもよかった」と、報知新聞は伝えている。ツアー未勝利、無名... 詳しく見る