「日本プロシニア選手権」に続く国内2番目のプロシニア競技として1968年に創設され、1993年まで26年間にわたって開催されていた。第1回大会の優勝者は三田鶴三。中村寅吉や小野光一、小針春芳といった殿堂入りメンバーが歴代優勝者に名を連ねており、伝説の名手たちの技が見る者を魅了した大会であった。
大会最多勝は中村寅吉の6勝。石井朝夫と謝永郁が4勝で中村に続いている。中村の6勝目は鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬県)で開催された1981年大会で、実に65歳だった。この時、中村は初日に年齢と同じ65をマーク。これが日本のプロ競技史上初のエージシュートとして歴史に刻まれている。